日程 10月10日 「朝早く家を出る」カム

皆さん、こんばんは。

ベトナムでは宵っ張りの朝寝坊という生活を送っている若者は驚くほど多いそうです。朝寝坊ですからいつも始業ギリギリに職場に着くことによく見られます。

同様に私たちは大学のころ7時に起きて7時半過ぎに家を出る生活を続けていました。しかし、インターンシップの会社に入ってそんな生活スタイルを変えることにしました。その時職場に着くと、もう何人かのスタッフが仕事の準備をしていました。ある時、こんなふうに思いました。「早く出勤しているスタッフは、自分がいない間、どんなことをしているんだろう」。ちゃんと仕事をしているか確かめたかったわけでなく、自分がいない時間にオフィスで何が起きているのか、知りたいと思ったのです。そこで、一番早く出てくる直属の上司に聞くことにしました。「まず、時間が早いと、空の色や空気がいつもと違うことに気づきます。また、いつもと違う渋滞も何だか妙な気分です。時間に余裕がありますから、ちょっとカフェに立ち寄って、朝食をとってみようかという姿も浮かびます。これは、いつもと同じ時間に家を出ていれば起きなかったことでしょう。」とちゃんと答えてくれました。

それで翌朝、いつもより1時間早く出勤することにしました。結果はその上司が言った通りに睡眠不足になりましたが、刺激的な経験をすることができました。やはり日常を少しだけ変えて非日常を経験しますね。